寒いから出ないは大間違い!

ゴキブリは俳句の夏の季語になるくらい、昔から暑い時期に出てくる害虫として知られていました。
しかし最近、寒い時期でもゴキブリを見かけることが多くなってきました。また、従来はゴキブリは住めないとされていた北海道でも、繁華街を中心にゴキブリが増えてきているようです。
その原因は、一体どこにあるのでしょうか?

一般的に言われるのは、地球が温暖化したから、ゴキブリの生息圏の限界が北海道まで北上したんだということですが、それだけではありません。
これには、住宅の高気密高断熱化が進んでいることが大きく影響しています。

ゴキブリにとって、人間の住む家というのは危険な場所でもありますが、絶好の住処であり、餌場でもあります。ゴキブリはその強い生命力と素早さを活かして人間の目をかいくぐり、いたるところに潜伏しています。室内は常に20度前後に保たれている場合、夏場ほどではないにしろ、これまでのように活動できなくなるほど寒くなるわけでもないので、ゴキブリは活発に活動します。

高気密高断熱の住宅は、人間にとって快適な環境が保たれますが、それは同時に、人間の生活圏に適応しているゴキブリにとっても快適な環境です。
北海道でのゴキブリ増加も同様で、繁華街のビルを中心に全館空調で暖かく、エサに困らないという環境が、ゴキブリの繁殖を許しています。

ゴキブリの駆除は特効薬や即効性より、持続して、根気強く駆除を行い、尚且つゴキブリのエサや隠れ場所を減らすことが重要です。
季節性の昆虫ではなくなっているということを肝に銘じて対策をしましょう。、